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他G担×ド新規が考察する伊野尾慧の魅力

誠に僭越ながら、伊野尾慧(25歳男性、ジャニーズ事務所Hey!Say!JUMP所属)の魅力を語りたいと思う。
初めに断っておくが、私はV6担である。
さらに伊野尾慧という人物について、名前は前から知っていた(高校の同級生が伊野尾担だった、彼女は今私が彼にはまっていることをきっと知らない)が、顔と名前が一致したのは今年に入ってからである。
そんな他G担×ド新規からは伊野尾慧というアイドルの魅力がどのように見えているのか、勝手に発表していきたい。

まず、彼の魅力の大部分を司っているのは美しい顔である。
とにかく奇跡的に美しい。可憐。儚い。麗しい。そしてとにかく客観的にかわいい。
岡田氏によれば「異常にかわいい」。全力で同意する。

かわいい、という主観的感覚を客観的に表現する稀有な存在だ。たまにかわいいが過ぎて、かわいさが凶器になっていて、彼がかわいすぎてキレるという謎現象までおきている、私の中で。

また顔だけでなく他の身体的部位も恐ろしいほどに美しい。しなやかな肉つきであり、人はそれをマシュマロボディと呼ぶ。

顔も身体もとても中性的に思えるが、いわゆるオネエという部類ではない。
思うに、彼は男だとか女だとかを超越している。
ただただ美しいのだ。

次に、明治大学理工学部建築学科卒の明晰な頭脳を持っている。
学力としての頭が良いというのと、日常生活において頭が切れるというのは必ずしも一致するわけではないように思うが、彼の場合はわりと一致していると思う。
バラエティー番組や雑誌でコメントを求められる際には一言で確実に笑いをかっさらう。
頭が良いというのももちろんあるが、そもそも持ち前のワードチョイスに高いセンスを感じる。
失恋したらどうする?」という質問に対して「また君に恋をする」との回答を見たとき、私の中の何かが弾けた。天才すぎる。たまに天才すぎてキレるという事案も発生している、私の中で。

さらに、彼は自分のアイドルとしての需要と供給をよく理解し、利用している。意識的にか無意識的にかはわからないが、セルフプロデュース能力が高い。自分の情報をどれくらい与えて、どれくらい隠しておくか、その加減がとても上手だ。明確なアイドル像があるのだろう。
具体的には、歌番組では首を傾げたかわい子ちゃんポーズを決め、ゲストで出演する番組では山田涼介、八乙女光あたりの知名度の高いメンバーにトークを任せ、JUMPの冠番組、自分のラジオではごりごりに攻めた、魅力を生かしたトークを繰り広げる。
最近ではペットショッブラブモーションでかわいすぎるパートを自らに割り振っていて、本当に賢いと思う。なかなかできることではない。
おそらく彼は知っているのだ。ファンが何を求めているか、番組制作者は何を求めているか、事務所が自分に与えた役割とは。

最後に、ここまでいろいろと彼の魅力について語ってきたが、この一言に集約できると思う。

伊野尾慧は一次元から抜け出してきたのだ。

この場合の一次元は小説、二次元は漫画・アニメを指している。
少女漫画から抜け出てきたかのよう、と表現される人物はわりと多く存在する。同じグループの山田涼介もその類だろう。
しかし伊野尾慧は違う。
そもそも少女漫画で彼ほど美しくかわいらしいヒーローを設定してしまったらヒロインの立場がないし、数々のテキトー発言を繰り出すキャラは主人公の女の子の恋のお相手に設定しづらい。なんなら当て馬にすらならない。
少女漫画において、彼のキャラクター性を持つ人物をメインに据える漫画家もいないとは言い切れないが、限りなくゼロに近いだろう。
登場させるならせいぜい主人公のクラスメート、主人公の親友と仲が良い男子、あたりのポジションではないか。
このあたりの考察はおそらく彼が長年築いていた「見切れアイドル」ともリンクするかもしれない。
もっとも、それが小説なら。
彼の麗しくどこか儚い容姿も、言葉という創造性の高いものによってなら作り上げることができる。彼のような多面的要素を含む内面をもった主人公が、小説の中にならいてもおかしくない。むしろごく自然にいるかもしれない。
小説から抜け出てきたかのよう。言うなれば、彼は“この世に存在してる感”が極めて小さい。リアリティが薄い。
生身の人間にしては美しすぎるのだ。
それが多くの人を惹きつける最大の要因なのではないか、そんなことを考えている。

どうやら彼の魅力を的確に語るほどの表現力を私は持っていないらしい。それが本当に悔しい。テレビで彼を見ると、かわいい!かわいい!!かわいい!!!(キレる)という反応しか示せない自分にはまだ早かった。
いつかもっと、彼に相応しい美しい文章で伊野尾慧の魅力を語りたい。

とりあえず明日のメレンゲ出演が楽しみだ。