君に愛されに来たんだ

りあるな世界できらきらを集めてる

もしも剛くんが特攻隊員になったなら

もうあと少しで70回目の終戦記念日が終わります。

私は戦争を知らない世代です。
だから戦争というものをリアルに感じることはできません。
私が産まれたのは豊かになった後の日本でした。

教科書を通して戦争というものを知り、悪いものなんだ、と思ったつもりでいました。
ただその意味はよくわかっていなかったんだと思います。
たしかに戦争は悪いことだけれど、
国の威信をかけて戦わなくちゃいけないときもあるのではないか、
そんなふうに思うこともあったのです。

しかし、私は
というドラマを観て、その考えを改めました。


このドラマはV6の森田剛くんが出演していたため、なんとなく観てみよう、と思って観たものでした。
母がネットレンタルしていたので軽い気持ちで観たのですが、私の戦争に対する価値観を確実に変えた衝撃作でした。

ここではネタバレにもなるのであまり詳しくドラマの内容について言及しませんが、やはり自分が大切に思っている人が戦争に参加しているのを観るのは本当に辛かったです。
はじめてリアルに戦争を感じたように思いました。

本来ドキュメンタリー番組や歴史番組を通して戦争を正しく学ぶべきだ、と思います。
でもやはり“戦争は重いもの”という意識があるせいか、どこか真正面から向き合うことを避けてしまうこともあると思います。
そんなときにドラマや映画という形で戦争を実感(といっても作り物を観ることがそのまま本当の戦争を体感することにはなりませんが)できることはとても大切なことかなと思いました。
たとえそれが剛くんが出てるドラマだから、といった戦争ドラマを観る動機としては不純なものであったとしても、とにかく観てみることは、大事なことなんじゃないかな、と思いました。

この記事を読まれた方の中に、少しでもこのドラマに興味を持たれる方がいらっしゃったらいいな、などと大それたことを思いながら。

戦争はやっぱり絶対にやってはいけないことだと強く思った、そんなドラマです。